世の中で土地家屋調査士って言葉自体、知ってる人って
おそらく1%に満たないと思う。
そこで今回は土地家屋調査士という士業のPRも兼ねて
割と知名度の高い測量士との違いについて書いてみたい
と思う。
測量士という言葉は読んで字のごとく測量を業とする資
格であるからピンときやすい。そしてその資格を取得す
るためには2通りの方法がある。1つは学校で測量を学
習して卒業し、1年間実務経験を積めば取得できる。
もう1つは国交省の国家試験を経て資格を取得できる。
一方、土地家屋調査士という言葉は文字を読んでも意味
が定かではない。
そしてその資格を取得するためには弁護士、司法書士と
同様、法務省の国家試験を経て取得するしかない。
(一部例外を除く。)
資格の取得しやすさから見ると、土地家屋調査士の合格
率は7~8%程度なので断然こちらの方が難関となる。
業務を比べると測量士は測量のプロフェッショナル、
土地家屋調査士は測量プラス法務局への登記申請業務で
ある。以上が概略の説明となる。、
ちなみに、小生は50歳くらいのときに資格取得して何の
業務経験なしにいきなり開業してしまったので、失敗談
も数々ある(笑)が、追ってヒマを見てこのブログに書
いていこうかとも思っている。
開業当初、ある先輩の調査士の方に、竹内さんは「寿司
屋でいうと、板前の修業を積まないでいきなり包丁を振
り回しているようなもの。」と揶揄され、超ムカついた
ことがある。(笑)