風邪が治らなくて、もうもう!!な日々です。
そうはいいつつも、無理してみたい映画をレイトショーで
見まくってるこの頃です。
「宇宙刑事ギャバン」「RE:CYBORG」はおおいに語りたいので
またあとでアップ。
とりあえず、そんなに期待してなかったのに
大満足だった「のぼうの城」レビューです。

ネタバレだと思うのでご注意ください。
2010年に撮ってた映画でしたが東日本大震災の影響で、
公開が1年遅れました。
でも、あの映像はやはり、とても津波被害の記憶が生々しいときには
やはり目にはできないなぁ・・・・
今見たって、ものすごくリアルに思い出してしまうんですもの。
つらすぎる・・・・
時は戦国時代、秀吉が全国統一まであと一歩という時期。
残すは関東の後北条氏のみ。
語北条氏の拠点、小田原攻めの際、
北条氏の支城だった埼玉県行田市の「忍城(おしじょう)」を
石田三成が攻略することになったわけですが、
忍城の城代成田長親が降伏を勧めに来た長束正家に腹を立てて、
交戦することになってしまいます。
石田軍2万VS成田軍500・・・・
この圧倒的軍事力の差をして、「負け」なかったという史実をもとに
描かれた小説の映画化です。
小説がものすごく売れて、表紙イラストがオノナツメさんっていうのも
すごーーーくよかったけどとにかく中身が面白い本でした。
もともと映画の脚本として書かれたんだから、映画化されたって面白いよねぇ。
長親の「人たらし」ぶりがすごいというか、本来政治家ってああいう人なんだよねと
思わせられる人物像。
でくのぼう、の「でく」を省いて「のぼう」と部下や領民から親愛を持ってよばれる
人としての魅力・・・強いわけでも、知略があるわけでもなく・・・・
ただ、ただ「この人なら仕方ない」「この人のためになんかしてあげたくなる」
そう思わせてしまうすごさ。
水攻めや戦闘シーンのVFXは大迫力でもうひたすらかっこいいんだけど、
いちばんのクライマックスは小舟の上で敵味方すべてを魅了する、
いやいや映画館の観客すべてをも魅了しつくす、
圧巻の田楽踊りのシーン。
長親って、野村萬斎さんでなければできないなぁと思わしめた素晴らしさ。
ひさしぶりに、萬斎=エイスケさん☆に酔いしれました・・・・
正直、石田三成ってバカ??って思わず思っちゃったけど・・・
(だって上地さんだし)
出てくる武将、百姓などすべてがキャラたってて、わかりやすいし
感情移入しやすいつくり。
丁寧に作ってあるなぁとほんとに感心、
145分って長い作品だけど、見ている間は
まったくだれず、飽きず、、忍城に避難した領民のようにハラハラドキドキ、
のぼうのためにアタシも戦いたい!と思えたのでした~
これは、大人にオススメでございます。