山風短ー第二幕「剣鬼喇嘛仏」 | 人でなしの恋                  うつし世はゆめ 夜の夢こそまこと

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「人間に恋はできなくとも人形には恋が出来る 人間はうつし世の影、人形こそ永遠の生物」
 美雨のハートを鷲掴みにした可憐なフィギュアをひたすら愛でる個人的な日記・・・

やっと出ました、単行本!
せがわまさき先生の「山風短」の第二巻目になります、
「剣鬼喇嘛仏(けんきらまぶつ)」☆(ヤンマガKC)
「バジリスク」以来のせがわ先生のファンなので、
新刊は迷わず買います!
 
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山田風太郎先生の原作を読んでいなかったので
どんなお話しなのかもうワクドキで頁をめくりましたが・・・・
 
おおおおおおお!
もうこれはR指定の内容じゃないですか!
単行本の帯には
「離れたくても離れられぬ。秘術でつながる美男美女。
われら最強剣士なり。」とありますが、これで察してくださいね・・・・
 
主人公、長岡与五郎は大名細川忠興の跡取りでありながら
最強の剣士となることを真剣に志している男。
殿様のお遊びレベルではない使い手なのですが、
宮本武蔵と一度戦ってあっけなく負けてしまい、
どうしても再度戦いたくて、武蔵が大坂城に入ったとの情報を得て
父の忠興は家康に味方しているのに大坂城へいこうとする。
これを阻止するため忠興は妻をめとらせようとはかります。
せめて忘れ形見を残していけと説得して足止めしようとしたわけですが。。。
妻候補は細川家配下の忍び、青龍寺組の頭領の孫娘、登世。
可憐な外見にもかかわらず、組一番の使い手で、
与五郎と手合わせしたときにも傷を与えたこともあるほど。
 
で、登世は言われたとおり、秘術を用いて与五郎と離れられなくなるのですが、
惚れた男に尽くすため、離れないまま与五郎と大坂城へ向かうことになります。
もちろん、ふたりに追っ手がかかるわけですが、
互いの背中に目が付いたも同然なため、独りで各々戦うよりも
数段その戦闘力が上がってしまい、まさに無敵状態。。。
 
追っ手を振り切り大坂城入りを果たし、
武蔵に再試合を申し出ますが・・・・
 
もう、あまりの設定にギャグなのか真面目な時代劇なのか
頭の中が?????の嵐でした。
でも、、ほんと可笑しかった。
R指定なお話しですが、せがわ先生の画力で全くいやらしくありません。
立ち回りシーンの壮絶さは鳥肌ものです。
二人の表情も実に細やかです。。
そして武蔵の人柄が、出番は少ないのに実にいい。。。
 
最後もハッピーエンドだし、
夫婦というか伴侶って関係は、
互いに一緒に作りあげていくものなんだよなぁと
しみじみ思いました。
最初からベストな関係なんてないし、
いろいろ不都合も、不満もあるけど、一緒にいることで
互いがかけがいのない存在だって気づいていくってステキです。
 
比翼連理・・与五郎とお登世はまさにこの状態で
日日をすごしていたわけですね。。。。^^;
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でも、一番のおすすめポイントはずばりお登世のかわいい顔です!
ぽっと頬をそめて、うるうるしたまなざしがものすごく萌えます(笑)