日生劇場でただいま上演中の
「カエサルーローマ人の物語よりー」を見てきました。

主演は松本幸四郎さん。
アタシは小西遼生さんが出てるので行ったのですが、
けっこう好きな俳優さんがたくさん出演してらして大興奮でした。
幸四郎さんは、染五郎さんだった時代から大好きです。
「黄金の日日」がマイベスト大河なくらいです。
今回はカエサル、、つまりシーザーなわけですが、大理石の彫像のシーザーは
ハゲ姿なので、幸四郎さんハゲヅラで登場か?!
と、勝手に思い込んでいました。。。

残念、、、いつものすてきなヘアスタイルのままでした~^^;
ハゲで好色、、「英雄色を好む」ってこの人からきてる言葉じゃないの?って
思いましたが、、、幸四郎さんのハゲカエサル見たかった・・・・
そして、、すごいオーラの渡辺いっけいさんがキケロ。。
TVでみるまんまだ~!!とか、あたりまえだけど。。。
怪演としかいいようがない、、あ、これ、ほめてます!
いつまでも色っぽくて美しい、、関根恵子、、じゃなかった高橋恵子さん!!
アタシ、この方のお顔立ちが大好きなんですよ~!!
あのくっきりとした唇とか口角のあがった感じとか、、
たおやかそうだけど毅然としてすっごく強そうなかんじとか。。。
レイちゃんじゃないけど「弱くて強くてミステリアス」なイメージの女優さんです。
カエサルの愛人でブルータスの母、、というセルヴィーリア役。
さすがにちょっこし目尻にシワがでたりしますが、
それも婀娜っぽくていいし、デコルテのきれいなこと。。。
そして、まさかのあの人!!

なぜ、井坂深紅郎!?
ウェザー・ドーパント!!!

とおもわず叫びそうになりましたが。。。。
檀臣幸さんがカエサルの部下の軍人、ラビエヌスで登場されたのでした!
白衣とか黒のスーツじゃなくって残念。。あはは。
物語は、カエサルのガリア遠征から始まり、追想で第一回三頭政治、クラッススなきあとの
ポンペイウスとの対立とエイジプトとの同盟、ローマ凱旋と独裁官就任、そして暗殺、、までを
描いてます。
塩野七生さんの長編原作を2時間半くらいにまとめたって感じなのでしょうか?
今回は一列目のど真ん中という席だったので、もう俳優さんの汗も目線も全部間近で
見てしまいました。
すごい迫力、、気迫、、!声でけーーーー!
事前学習していかなかったので、ローマ史はうろ覚えでしたが、
政治家の資質とか、民主政治とか、平和とか、、いろいろもりだくさんのテーマで
おもしろかった~。
それにしてもローマとアメリカはそっくりです。。。
「刀は抜いては意味がない」って「核武装することで相手を牽制し、平和を保てる」という
のと全く同じですもんね。。。
カエサルはほんとに魅力的で、魅力的すぎて嘘くさいくらいでした。
軍人、政治家というより、見世物興行主のおっさんみたいな気さくさとしたたかさ。。
描き方としておもしろいなと思ったのは、独裁官になって全権力を手中にして
一番悲しんでいたのはカエサル自身というくだりです。
結局、共和制、、つまりは民主政治をこころからもとめながら絶望していたのだと
いうわけです。ただの権力志向の独裁者じゃないんだってことでしょう。
民衆が求めるから、、、山積みの問題を乗り越えるためには、、必要悪だった、、という
ふうに見えました、、
アタシ的には誰かになんとかしてもらいたいという逃げや甘えが独裁者をうんでしまう、、
という面もこの作品の趣旨とは違いますが、ひとことあるとよかったかなと思います。
「スターウォーズ・エピソード3」の銀河帝国成立の瞬間、、みたいな描写が。。。
この原作小説、政治家とか企業のトップの人がインタビューとかで
よく「愛読書」にあげてますよね。。。
いつもほんとに読んでるのかよ~とツッコンでしまいます。
ブックオフに行くと1巻がやたらたくさんありますよね(笑)
ウチにも3巻まであります!!(爆)
ダンナが買ってきましたが、読んだ気配はなし。。
もちろんアタシも読んでません^^;
塩野さんの作品は「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」がいいですね~

チェーザレがかなりエグいのにとってもすてきなんだ~ドキドキ☆
9月にでた「十字軍物語」は読んでみたいですね!
読書の秋、、だし、、、ね。。。