がーん | 人でなしの恋    うつし世はゆめ 夜の夢こそまこと

人でなしの恋    うつし世はゆめ 夜の夢こそまこと

「人間に恋はできなくとも人形には恋が出来る 人間はうつし世の影、人形こそ永遠の生物」
 美雨のハートを鷲掴みにした可憐なフィギュアをひたすら愛でる個人的な日記・・・

あらそ、そうなんですかあ。なんかそうだと思ってました。10月14日、いつも行くクリニックの先生が都立病院に紹介状を書いてくれたってことは「もしかして悪い病気?」って思っちゃったし、「都立病院の予約がとれなくてどうしましょう?」って折り返しクリニックに電話したら、先生が連絡してくれてその日の内にキュウキュウ外来で診断受けにいくことに。それから超音波検査、細胞生検、CTと検査が続いて今日の日が来た。超音波検査の時も途中で検査係の人が、もう一人呼んできてふたりでひそひそ話しながら画面みてるし(「ふたりで見るきまりなんですう」とかいってたけどかなりうそっぽい)、生検を早くしたほうがいいですよーと勧めたのも疑惑が濃厚になった。でも、今日の診断が大事な結果診断になるんだから前もって「お家の人に一緒に来てもらってくださいね」っていっとけよお。たまたま心配性&プロ(看護婦)の母が今日は一緒に行くといってきかなかったらきてたんだけどさ。「いるかさん、いるかさんはおひとりなんですか?」「いえ、家族がいますが」「今日はご一緒ですか?できれば一緒に来て聞いて頂きたかったんですが」「あ、母は来てますが。じゃ、呼びます」「今日はきびしいお話をします。細胞生検の結果で乳頭ガンだということがわかりました。そちらがわの腫れも同じ細胞(ガン細胞)が検出されたので転移したのでしょう。でも、進行が早くていますぐどうこうというガンではありません。切除してしまえば5年生存率も97%ですし、たちは悪くないのですが、なにぶん大きいので」「そうですかあ」(これを聞く母が心配でそっと横を盗みみたけどうなづきつつ目を細めてるだけ)「で、どうされますか?様子をみて他の病院で検査したり、治療するという選択肢もありますが。最近は国立がんセンターとか専門病院を希望されるかたもいますので、紹介状も書きますよ」「こちらでも手術していただけるんですよね」「ええ、それはもちろん。患者さんの意志を第一にしますよ」「じゃ、新しいところで慣れるまで不安なのもいやですし、先生に見ていただいたのもなにかのご縁ですからこちらでおねがいしたいんですが」「わかりました」いつも軽くて(ごめんなさい!)ぞんざいな感じの先生が目をしばしばさせて真剣に(くせみたい)うんうんうなづきながら引き受けてくれたのだった。私のガンは抗ガン剤とか放射線治療とかはできない。切除だけが治療だという。でも病巣がどれだけ広がっているかとか、大事な動脈にくっついてしまっているかどうかもまだわからない。全切除はできなければ、手術しても再発する可能性が高い。手術してみないとわからないことも多い。身体のなかのことなんだから全てわかるわけがないよな。先生は私が働いていることを考慮してくれて入院前検査を今日の内に済ませられるようにしてくれた。ありがとう!親切な人だ。一月後に入院、手術だ。入院までにあと2,3回検査や診断がある。入院予約もしたし、明日上司に話をして、仕事の調整しなくっちゃ。ああ、はやくやっときゃよかった仕事がたんまりだ。他の人に迷惑かけちゃうなあ。お客さんにも。そして母にも申し訳ない気持ちでいっぱいだ。父も病気になったし、心配ばかりかけている。親孝行どころじゃないよ。ごめんなさい。病院でるとき「お父さん似になっちゃってごめんね」なんていわせてしまったよ。「病気を受け入れて病気と一緒にゆっくり身体大事に生きていけばいいんだから」さすがプロの言葉である。正直、病名がはっきりする前(超音波検査のあたり)よりは不安も気落ちもしていない。そっかあ、である。仕事が困ったなあぐらいだ。「あと1ヶ月の命です」とかいわれたらそりゃああせる。すぐ死んじゃうわけじゃないから、いろいろ死ぬ準備ができる。トリック特別版もみれるし、スターウォーズエピソード3とアイランドのDVDが届くのも間に合う!スパイダーマン3は見れないかもしれないけど。いろいろ忙しくなりそうだけど、明日まず「トレスポ」特別上映みなくっちゃね。