防疫体制
![あせる](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
皆様も知っての通り・・・宮崎県で鳥インフルエンザが確認されました
残念なことですが事実です・・・
確認された農場では40数万羽が殺処分されました・・・
殺処分は鶏をポリバケツの中に10羽ほど押し込み炭酸ガスを注入して窒息死させます
生産者の方が一生懸命育てた鶏を一瞬にして奪い去る・・・生産者の気持ちを考えると
胸が痛くなります・・・・
我が処理センターも必死に防疫体制を強化しています
処理センターの出入り口
消毒プール
出入りする車を下から横から消毒していきます
ただいま消毒液の濃度を1.5倍ぐらいに上げています
泥やごみが溜まっていると効果なしなのでただいま掃除中
鶏をさばくときは白衣 掃除は土方作業着
このギャップがスゴイ
消毒用マットも増設
絶対に日南からは出さないぞ
地頭鶏の日
2月10日は地頭鶏の日
皆さんご存知でしたか
みやざき地頭鶏事業協同組合より特大ポスターとA4ポスター
あとアンケートはがきが送られてきました
アンケートに答えてはがきを送ると・・・なんと・・・抽選で210名様に
フレッシュの地頭鶏が当たります
このポスターAPカンパニーにも阪元取締役が送っていたので
各グループ店にもお届けされるのかな
食べて飲んでまた食べてまた飲んで。。アンケートに答えて地頭鶏当てて
皆様どしどしご応募ください
話は変わりますが
地頭鶏ランドのブログにコメントいただいた皆様
訪問された皆様
ありがとうございます
特に中抜き特集ではちょっとグロテスクな画だったかなぁっと思って
いたのですがコメントなどを読ませていただくと
すごく嬉しく思いました
なぜなら
消費者の立場からは絶対見ない光景(気持ち悪いかも)をアップし
血なども隠すことなく載せた理由は皆さんに私たちスタッフのことを知ってほしかった
人は命を食べて生きているということを少しでも見せたかったので
私自身中抜き特集ブログやってよかったと思ったからです
これからも楽しくまじめにアップしていきますので宜しくお願いします
中抜き
ト殺放血
湯漬け
脱毛が放血場の流れになります
今日はその後の処理中抜き作業を紹介したいと思います
放血場から送られてきた鶏がまず中抜き室の氷水に漬けられます
お湯に漬けられてるので送られた鶏は温かいんです!
大量の氷水のプールで冷やされます
よく冷えたら氷水から引き上げられ中抜き処理されます
中抜き処理とは鶏のオシリを切り取り内臓を取り出す作業の事をいいます
この状態から手を突っ込んで皆様も知っているレバーや砂肝を取り出します
激しく取ろうとするとレバーなどが傷ついて商品としての価値がなくなるので繊細な感覚が
必要となります・・・人に教えるのが難しい作業です!
おなかの中は、見えませんから
取り出した後の状態
ちょっとわかりづらいですが右のほうにハツが見えます
砂肝は黄色い色した油の中に隠れています
これで
おなかの中は、空っぽになります
そしたらまた氷水の中に漬け込みます
完全に冷やしたらサバキ処理の部屋に通じる冷蔵庫に入れます
中抜き処理は以上で終了になります
その過程の中でレバー、砂肝も同時進行で処理していきます
貴重な白レバーおわかりになりますか
左の濃い黄色したのがそうです
特に白レバーは傷つきやすいので慎重と丁寧さが必要になります
右の黄色い油の中に砂肝は隠れています
こうやって地頭鶏は処理され皆様に食されます
氷漬けの鶏を引き上げるときは肘まで突っ込んで鶏を引き上げます
冷たすぎて顔が苦悶の表情に変わります
本当に手がかじかみます・・・腕までしびれてきます・・・
この前の寒波だろうが猛暑日だろうが同じ処理が繰り返されます・・・
400羽処理しますので、終わるころには手が大変なことになってます
女性の多い職場なので私から見ても大変さが伝わってきます・・・
明日も同じ作業が繰り返されます・・・皆様地頭鶏のお肉を見たときには
この作業内容をちょっとだけ思い出してもらえたら幸いです
以上中抜き特集でした
それではまた明日