「返信」 |    髭親爺の日記

   髭親爺の日記

バリカン坊主頭。鼻の下には口髭。もみあげからあごまで不精髭だらけのオッサンです。

大好きな家族のこと。
素晴らしい友人たちのこと。
いろいろとムツカシイ仕事のこと。
ヘビーリスナーなので、ラジオのこと。
あれやこれや、日々・・・悶々と綴ります。

曇り
畑少し
庭メイン
さぁやるべ
オハヨウゴザイマス

  



アナウンサーの語りと音響効果で構成する。
聞く短編小説「 NHK ラジオ文芸館」
「ラジオ深夜便」R1&FM 月曜午前1時台(日曜深夜)

2020年7月6日(7月5日深夜)
(聴き逃しは、7月13日月曜・夕方6時配信停止)

「返信」 髙田 郁:著

<あらすじ・NHK・ラジオ文芸館より引用>
亡き息子の面影を抱き、北海道東部の町、陸別を目指し旅する瑛一郎と諒子の老夫婦。旅のきっかけは、15年前、学生だった息子の徹が旅先から送ってきた1枚のハガキだった。「陸別、という町に来ています。ここは何も無いところですが。そこが良いのです。」
妻子を残して急死した息子の徹が残した思い出のハガキには、そう書かれていた。当時、徹が見たであろう「懐かしい木造の駅舎」に「モノクロのような古い町並み」を思い描き、陸別に降り立つ瑛一郎と諒子。しかし、2人が目にしたのは…。


アナウンサーは、堀伸浩(ほりのぶひろ)さん。


「物心ついた時から今日まで、私は多くの本に出会い、生きにくさを軽減してもらいました。ちりちりと焼けるような焦燥感や底知れぬ悲しみを覚えた時も、本の中の一文に救われたことがあります。ともすれば自己否定に走りがちな屈折した心にしっとりと寄り添ってくれたのもまた、本だったのです。だからこそ、私自身もいつか誰かの人生の伴走者になりうるような小説を書けたらと心から祈っています」 ( by 高田郁 )