陽の長さ
そんな変わらん
まだまだ寒いし
腰痛が出そうで怖い
オハヨウゴザイマス
耳で聞く短編小説「ラジオ文芸館」
NHKラジオ第一 朝八時五分~八時四十五分。
2015年12月26日
「猪鹿蝶」 久生 十蘭:著
<あらすじ・NHK・ラジオ文芸館より引用>
2014年11月15日放送のアンコール。
「いつお帰りになって? 昨夜? よかったわ、間にあって…」 いきなりかかってきた電話。まくしたてるように始まったのは、あの女の話。10年前、いやな男につきまとわれて、死んだフリをして大坂に引っ込むことにしたから、ひと芝居、偽の葬式に付き合ってくれと、あれほど頼んだあの女が、ひょっこり東京に姿を見せたという。しかも、そのいやな男と既に偶然に出会ってしまったという。 いったいどういうことなのか? よくよく話を聞いて行くと…。その女は本当にあの女なのか、それともよく似た別人なのか?謎は深まるばかり。 電話のひとり語りのみで構成される、挑戦的なスタイル。久生十蘭の計算され尽くした短編の美技を朗読で味わう。
アナウンサーは、大沼ひろみ(おおぬまひろみ)さん。
私はこれまでの人生で、弱い女と強い男は見たことがない。 ( by 美輪明宏 )