心地いい風
こんな日は
長くは続かない
オハヨウゴザイマス
耳で聞く短編小説「ラジオ文芸館」
NHKラジオ第一 朝八時五分~八時四十五分。
2014年6月7日
「車窓家族」 高田 郁(カオル):著
<あらすじ・NHK・ラジオ文芸館より引用>
大阪と神戸を結ぶ私鉄電車は、さまざまな乗客を運ぶ。彼らが気にしているのが、線路沿いの古アパートに住む老夫婦の存在だ。火灯し頃になると、その部屋からは夫婦の倹しい暮らしぶりが浮かび上がって見えた。ある日、信号待ちで停車した電車の乗客たちは、老夫婦の一室に灯りがついていないことに気づく。心配の言葉を交わす乗客たちが、動かない電車のなかから見たものは…。
アナウンサーは、井原陽介(いはらようすけ)さん。
家は洩らぬほど、食事は飢えぬほどにて、足る事なり(by千利休)
(心のたどりつくところの全ては真意なりとの行間を読む)

