いやー長かった。
1月受験が終わってからの2週間は人生で1番時間が進まなかった。
もうやることがないというか、親もなにをさせればいいのかわからないので、ダラダラしていた。
もともとチャレンジ受験ではないので、逆に早く試験をしてくれたほうが合格の可能性が高いのだ。
時間が経つほど他の子達に追いつかれる気がしていた。
そしてようやく待ちに待った本番を迎えた。
よく2月1日の朝、最後に感動的な声かけをするべし、とか、試験会場に向かう子どもの姿を見てウルッとする、とか、聞いていたのでドラマチックな展開を期待していた。
しかし普通にサピックスオープンなんかと変わらず、最後の言葉は
じゃあ後でこの辺に迎えにくるから
そして、試験に向かう子どもを見たが、特に数年間の思い出が溢れて涙が出たりはしなかった。
あいつなんであんなに教科書たくさん持ってきたんだ?明日はもう少し少なくするように伝えよう
というのが正直に頭の中に浮かんだ言葉だった。
僕らがドライなのか、現実はそんなもんなのか。