羽生 善治
扶桑社
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羽生名人は同い年。
40歳になったいまでもトップでい続けるすごさ。
その羽生さんが40歳になったいま、どう考えてこれから挑んでいくのか。
経営者としても、人生を生きていくうえでも参考になった。
中でも響いたのが
・勇気を持ってリスクを取らねばならない年代
・間違った仮説でもいい、たくさん立てる
・マイナス思考も極まればプラスに転じる
などですが、特に次の二つは響きまくり。
・無用の長物になったある定跡
ここでは
新手が出てきたために今まで長い時間かけて研究し続けてきた定跡を捨てなければならなかった。
が、その研究してきたプロセスは無駄になったわけではない。
というようなことが書かれてましたが、
年齢を重ねるごとに今までの知識や情報をばっさり捨てるってことができなくなってくると思う。
自分の考えに不都合な情報は遮断して今までの考えにしがみつく。
あのアイシンシュタインでさえ神はサイコロを振らないといって量子論を受け入れられなかったのですから。
40になっても自分のちっぽけな知識や常識を覆されるような、うわ!って感覚を味わいたいですね。
・”三手の読み”がいかに大切か
次の一手は自分の一番都合のいい一手しか読まないので”勝手読み”
大切なのはその次相手が自分にとってもっとも都合の悪い一手を指してくることを予測して、さらにその次を考えておくこと。
危機管理で”最悪の事態を想定せよ”とはまさにこのことだ、と書かれている。
なるほどですね。
今朝、与謝野経財相が
「震災の日本経済への影響は当初予想より打撃が大きい」
との認識を示した。
というニュースがあったが、これなんか最悪ですね。
まさに勝手読みをして対応が後手後手に遅れるパターン。
史上最悪の震災に当たっては、もっとも深刻な事態、自分たちにとって本当に都合の悪い自体を想定して準備をしておくべきだと思う。
あとからより深刻だったとのアナウンスは、今後のアナウンスも信用できなくなる可能性がある。
現状こういう状況なので最悪の事態にはならないとは思うが、万が一に備えて準備をしている。とのアナウンスをするべきではないでしょうかね。
ま、政治家批判は性に合いませんのであくまでも勝手読みと三手読みの事例として。