周囲の温度変化とは関係なく体温を一定に保つ恒温動物と、周囲の温度変化とともに体温も変化する変温動物、エネルギー消費量は恒温動物の方がずっと多いのだそうです。 そのため、恒温動物に比べ変温動物は、あまり食べなくても活動できるそうです。
このことから、体温を維持するには多くのエネルギーを必要とするのがわかります。食べ物から摂取したカロリーのほとんどを体温調節に使っているというのも納得がいきますよね。
基礎代謝と体温調節
基礎代謝とは、人間が生きていくために必要な活動に必要なエネルギーを言います。「基礎代謝が高い=だまっていてもエネルギーを消費する=太りにくい」というイメージもあるのではないでしょうか? 生きていくために必要な活動とは、呼吸や心臓を動かすこと、そしてここで紹介している体温調節などがあります。体温調節で消費するエネルギーを増やすということは、基礎代謝UPということになります