体校女子50㌔級入江ゆき選手(写真左)のレスリング世界選手権(9月カザフスタン)壮行会が8月10日(土)地元北九州市で開催、300名もの皆さんが激励に駆け付けました。日本レスリング協会は世界選手権でメダルを取ってきた選手を東京オリンピック代表と決めています。写真右は同じく55㌔級(非オリンピック階級)で世界選手権に出場する妹のななみ選手(福井体協)です。
日本女子最軽量級50㌔級(以前は48㌔級)はオリンピックではメダルを取り続けている伝統の階級。世界で勝つより日本で勝つのが難しい階級です。入江ゆき選手はこれまでの2年間、リオ五輪金メダルの登坂選手(東新住建)「オリンピックチャンピオン」と世界選手権2連覇の須崎選手(早稲田大学)「世界チャンピオン」との三つ巴の長い激しい闘いを繰り広げそしてついに勝ち抜き、東京オリンピック出場がかかる9月の世界選手権代表の座をつかみ取りました。写真は7月の世界選手権代表プレーオフでついに宿敵世界チャンピオンの須崎選手を破った瞬間の入江ゆき選手
入江ゆき選手は「世界選手権では優勝して東京オリンピック出場を決め、東京オリンピックでは金メダルを取ります!」とあいさつ
(写真右は入江ゆき選手の恩師、小倉商業高校レスリング辻監督)
入江ゆき選手のこれからの試練はこれまでとは比較にならない厳しいものになるでしょうが、姉妹で一緒に、そして地元の皆さんの本当に温かい激励を背中に受けて1歩1歩進みます。
サプライズゲストで世界で1匹しかいない金のふくろう(かなり獰猛だと思いますが..)を腕に乗せ「金のパワーをもらった」と笑顔!?の入江ゆき選手、さすが