7月28日ハンガリー・ブタペストの世界水泳の男子4×200フリーリレーで写真下:体校江原騎士(ないと)選手・第2泳の日本チームが全体6位で決勝進出を決めました。TV解説者はこの種目リオ五輪で銅メダルを一緒に取った松田丈志選手でした。決勝に向けたインタビューで(松田選手が解説者として応援していると告げられ)「見ていてください!頑張ります!」と笑顔で答えた江原選手でした。
男子4×200フリーリレーと言えば写真下:リオ五輪で52年ぶりの銅メダルを獲得しています。その時のメンバーは体校江原選手(左から2番目)の他、萩野公介選手、小堀勇気選手そして最年長の松田丈志選手でした。
日本自由形競泳陣のあの時の快挙は忘れられませんね。
チームを引っ張った松田選手はすでに引退、今回の世界水泳4×200リレーメンバーには体校江原選手とプロスイマーの萩野公介選手が残りました。キャプテンは萩野選手、そして最年長で引っ張る役割は江原選手に託されたのです。
写真下:ウオームアッププールから会場に向かう選手たち。先頭第1泳の萩野選手、2番目第2泳の江原選手と続いています。
日本選手団の応援が飛びます!予選第2組に日本チームは出場
スタートを待つ第1泳の萩野選手と後ろに控える第2泳の江原選手です。
日本チームは第5レーン、強豪ロシアは3レーン、4レーンはアメリカです。
1泳の萩野選手は後半追い上げましたが、ロシア、オランダ、ギリシャに次ぐ4位で江原選手にタッチ。タイムは1分47秒51
出番を待つ江原選手です。
江原選手は持ち前の前半からトップギア、50mで2位に着け先頭のロシアに迫ります!
50mの折り返し、江原選手はトップのロシアと0.88秒差です。
江原選手の力泳
後半も落ちることがありませんでした。
3泳の天井選手に引き継ぎ、2位!江原選手は1分46秒40の素晴らしいタイムでした。
そして最終的に日本は3位、アメリカの猛追をかわしたのは大きいですね。
日本は全体6位で決勝進出を決めました。決勝は本日の深夜です。メダルが掛かっています。
江原選手はインタビューで「リオ五輪で最年長の松田選手にいろいろ教えてもらった。今度は自分が最年長者、萩野公介選手だけに頼らず第2泳として最善を尽くしてチームを引っ張っていきたい。」と話しました。
頑張れ江原選手!頑張れニッポン!