柔道日本最強の男を決める全日本柔道選手権大会が4月29日昭和の日に日本武道館で開催、体校からは81Kg級の春山友紀(ゆうき)選手が関東代表として初出場しました。
この大会は無差別、だから日本最強です。全日本体重別選手権や講道館杯、さらにはオリンピックで実績があっても100Kg超級の選手の前には歯が立たず、初戦突破は至難の業。
春山選手は1回戦を猪又選手(東京学館新潟高教諭)を崩上四方固で見事突破しました。
そして2回戦は100Kg超級、体重140Kg20歳の小川雄勢選手(明治大)です。小川選手は昨年ベスト8、2020東京五輪の100Kg超級の期待の星、父はこの大会連覇しているあの小川直也です。
体重差60Kg、身長差20cmの春山選手の厳しい闘いが続きます。
春山選手は小川選手の圧力をなんとか凌いで得意の寝技に持ちこもうとします。
小川の攻撃の前に指導×2を受け、腕力を消耗していく春山選手はゴールデンスコアで必殺技をかけるしかありません。
ゴールデンスコア開始27秒、小川選手の強引な内股の前に春山選手は一本負け
しかし、最強の男を決める全日本柔道選手権初出場し、初戦突破した春山選手にとって大きな価値ある大会になったと思います。頑張れ春山!