ビッグニュースです!NHKスポプラで紹介されましたが、18日米国ジョージア州フォートベニングで行われたライフルフル射撃のワールドカップ(W杯)男子ライフル3姿勢で体校の山下敏和選手(写真中央)が6位に入り、来年のリオデジャネイロ五輪の出場枠を見事獲得しました。おめでとうございます!!
[写真上は昨年アジア大会体フル射撃団体銅メダルの体校メンバー、左からロンドン五輪代表谷島選手、山下選手、松本選手]
今大会は上位2人にリオ五輪出場枠が与えられる中、決勝に進出した選手が既に他種目で出場枠を獲得するなどしているため、6位の山下選手が枠を手にすることになりました!日本ライフル射撃協会は11月のアジア選手権後にリオ五輪代表を決める方針です。山下選手は運も持っていますね!勝者の条件です。
山下選手は2008年北京五輪の日本代表でした。しかしながら、ロンドン五輪の出場はかなわず、気持ちを切り替えるため、自衛隊幹部候補生の教育で約1年ものあいだ間競技から離れました。リオ五輪には致命的とも思えるブランクだったのかもしれません。
そして昨年競技復帰、これまで以上のタフさと「防衛大学校卒業の年下の同期生がたくさんできました」と人間の幅をたずさえたように見えました。写真下は膝射の山下選手
山下選手は「予選では立射が悪かったので、撃った後もしっかりフォロースルーをするようにした。まずはW杯でメダルを取ってリオに弾みをつけてメダルを狙いたい」と力強く語ってくれました。写真下は伏射の山下選手、右にあるのは50m先のターゲットの弾痕確認するモニターです。
山下選手2大会振りの五輪出場獲得おめでとう!メダル獲得目指して精進してください。他の選手も後に続きますよ!
今大会のこのほかの選手を紹介します。このブログで以前「女子スナイパー」と紹介した女子ライフル清水綾乃選手(写真下)は予選48位で上位8人による決勝に進めませんでした。次に期待してください。