『すごいね?しらばっくれたよ
ニコにはなんて言ってたの?』
「俺はやってないからって・・・・・」
『逃げんのか まぁ~逃がさないけどね 次いこ 次』
『家の住所わかればショウヘの奥さんにもたどり着くか
よしっ あれだ結婚式に来てたニコの同級生に聞いてみるか』
知ってそうな人、二人にに電話をかけたが出なかった。
妻は泣きながらうなだれている。
『まぁ~明日にも 折り返しあんだろ?次 次~♪』
妻の実家に電話をかけた。
『オビワンです。こんな時間に申し訳ございません。
でもどうしても今お伝えしなくてはならないことがありまして。』
「なんでしょうか?」
『ニコが不貞をしてまして しかもそちらの近くで同級生と』
「えっ?えっ?本当なの?」
『ニコは認めております。
相手の住所などがわからないと申しておりますので
僕のほうで結婚式にも来てたニコのご友人にも
電話をかけたのですが出ませんでした。』
「えっ?あの子?それだけはやめて!!
あの友人は歩くスピーカーみたいなひとだから」
『わかりました。もうかけちゃいましたが他の方法を考えます。』
「ちょっと娘と変わってもらえます?」
『かまいませんよ』
電話から声が漏れている・・・・
「ほんとうなの?」
「うん・・・」
「ばか・・・・」
「うん・・・・」
「オビワン君に代わって」
「ごめんなさい でもお願いだからあの友人には聞かないで?」
『はいっ わかりました。なるべく早いうちにそちらに伺います。』
電話をきった。
『これじゃ~不公平だから次は うちの実家だなw』