本日は、「人間学四柱推命で胆識力を高める」です。
知識とは理解と記憶力の問題で、
本を読んだり、お話を聞いたりすれば知ることのできる、薄っぺらいものです。
この知識だけでは、人間の信念とか行動力にはなりません。
知識は、その人の人格や
体験あるいは直観を通じて「見識」となります。
「見識」は現実の複雑な
事態に直面した場合、
いかに判断するかという
判断力の問題です。
「胆識」は肝っ玉を伴った
実践的判断力です。
困難な現実の事態に
ぶつかった場合、
あらゆる抵抗を排除して、
断固として自分の志を実行していく力が「胆識」 です。
「胆識」は自分の心身から
発する力ですが、
それを育てるには、
平常において自分が目指すべき理想や目標をもっているか、
つまり「志」を抱いていることが大切なことになります。
知識主義から決別して、
「見識」と、それを発揮する「胆識」を鍛え、 高めることが、
人間の形成、精神の形成には欠かせない のです。
いずれも行動することが重要で、
行動が伴わなければ、
それは単なる頭でっかちで知識主義の領域を出ないことになるのです。
冷静になって考えれば、知識も大切ですが、
それを持っているだけでは意味がありません。
現在の日本を覆っている
心の荒廃や価値観の崩壊から脱出するためにも、
日々を生きているという行動を支え、それを活かすためにも、
人間学四柱推命で、
「見識」や「胆識」を高めてまいりましょう！