こんにちは。まだまだ厳しい太陽が照り付けていますね。

この残暑の中の通学も、なかなか厳しいものがあるかとおもいます。


長かった夏休みがおわり、学校行事としての文化祭などが続いて行われてくるのが二学期の特徴です。

この行事におわれていくなかで、ふと気がつくと中間テストも目の前ということになってくるのが現実です。

進度もゆっくりとしたベースで、内容もそれほど難しいものではなかった1学期の問題とは異なり、2学期になると公立・私立を問わず、進度は急に速まりますね。


とくに、公立の中学の場合「方程式」のところで、急に引っかかってくる生徒が増えてきます。

この単元は、それほど難しいところではないのですが、「速さ」「濃度」「割合」の3つで躓くことが多いようです。

この理由は、小学校のときに、中学入試での受験勉強のような特訓をすることなく、すごしてきた余波です。

とくに「速さ」の問題では、距離と時間と速さの関連がうまく使いこなせません。また「割合」では、2割引と言う表示の場合に、売価をだすのに定価×(1-0.2)と自動的に式を立てることができないようですね。


この単元で、理解が不十分と感じたら、せひ塾や家庭教師などを利用することをお勧めします。

こどもたちは、夏休みの延長の気分でいろんな行事を重ねていきますので、授業でよく理解できていなくても、あまり気にすることなく過ごしていきます。

しかし、その調子で進んでいくと、中間テストで最悪の点数を取ることになりかねません。


数学は、きわめてメンタル的なものなので、一度点数が下がり始めると、そこからの回復はなかなか困難なものがあります。これを放置しておくと、自分から「数学はあきらめた」というようになり、点数が低くても当然という自意識のなかに逃げ込んでしまいます。

これは、将来にまで禍根を残しますので、あぶないと感じられたら、ぜひ専門家の意見に耳を傾けてみてください。