【岡村333】グループレゼン:チームでプレゼンを作る際のひと工夫 | 成功法則実践チャレンジ365

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ちまたにあふれかえっている『成功法則』。世の中には様々な成功法則があるが、それを実践したら本当に成功するのだろうか?
そんな素朴な疑問から生まれたこの企画。
チャレンジャー全員が1つの成功法則を365日間毎日実践し、このブログで報告します。

$成功法則実践チャレンジ365-Okamuraこんにちは、岡村周一333日目です。

私はプレゼン本の出版を目指し、プレゼンテーションの1日ひと工夫を公開しています。

本日のテーマは『グループレゼン』です。

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プレゼンテーションを作成する際、1人だけではなくチームで協力しながら作成することがあります。そんなときによく起こりうる状況です。

今回の価格設定、いくらにするのが良いと思う?個人的には今回安めに設定しておいて、継続的に契約を取ろうと思ってるんだけどどう?

で、いくらくらいを考えてるの?

うーん、だいたい30万円くらいかな?

それはちょっと安すぎるよ。最低でも40万円くらいはいけるよ。だってこの会社、今回最高益を記録したんだぜ。強気に行っても大丈夫だと思うんだけどなぁ。

こんな話をした結果、価格設定を40万円にして持っていきました。すると先方からは、

とてもいいプレゼンで、内容的には満足だ。でも1つ、価格設定だけは納得できない。ちょっと高すぎるんじゃないか??

結局、同じような提案をし、価格が安かった他社のプレゼンが採用されました。しかも受注価格は33万円だったとか。

このような結果を知ってしまうと、おのずと40万円と言ってきた同僚を責めたくなったりはしませんか?それもそのはずです。最初にあなたが考えていた30万円なら受注できた可能性が高かったからです。

このように、プレゼンでは誰かの助言・意見を反映して、その結果うまく行かないとその人を責めたくなってしまいます。

その気持ちはよくわかります。

しかし大切なのは、プレゼンをした以上、それは個人の意見ではなくて、チーム(会社)の意見になっていることを意識することです。

チームでプレゼンをしてうまく行かなかった場合、個人を責めるような文化ができてしまうと、以降のプレゼンで献身的な意見交換が行われなくなってしまいます。

・失敗したら責められる
・何も意見しない方が責任を逃れられる
・人の意見に耳を傾けたら失敗する


チームがこのように考えるようになってしまっては、パフォーマンスの高いプレゼンを行うことはできなくなってしまいます。

うまく行かなかったのは個人のせいではなく、チーム全体の責任。こうした意識を持つことで、この先のプレゼンではきっとうまく行くことがあるでしょう。

意見を言ったのは他人でも、その意見を採用したのはあなたです。責任はチーム全体にあるんですね。

プレゼン-岡村周一結果が伴わなくても個人を責めるべからず