私はプレゼン本の出版を目指し、プレゼンテーションの1日ひと工夫を公開しています。
本日のテーマは『盗っ人プレゼン』です。
私はいつもプレゼンテーションをスタートする際、聴き手に対する感謝からスタートします。
本日はお忙しい中お越しいただきましてありがとうございます。
皆さんもこうやって話し始める方が多いと思います。
プレゼンテーションと言われるものは、どういった形であれ次の3つの点が共通しています。
・話す人がいる
・話を聞く人がいる
・話す人と聞く人が同じ時間を共有する
こう考えると、私たちがプレゼンをする際には必ず聴き手が存在するのです。つまり聴き手の大切な時間を私の話を聞くために使っていただいているという気持ちになるんですね。
たまに、プレゼンテーションなんて適当でええねん。と考える人がいます。
私が考えるベストは、プレゼンテーションをしなくてもこちらの意図が相手に通じる状況です。しかし普通は通じないからプレゼンテーションを行います。
その貴重な時間を適当に過ごしてしまってはどうでしょうか。聴き手の大切な時間を奪ってしまうことになるんですね。
私達は聴き手に何らかの情報を与え、聴き手に行動してもらうためにプレゼンテーションを行っているはずです。与えるはずの私達が聴き手の貴重な時間を奪ってしまっては元も子もありませんよね。
「聴き手の貴重な時間をいただいている」という意識でプレゼンを行えば、プレゼンに対する取り組みや考え方が大きく変化します。
常に時間という意識を持って取り組んでみてくださいね。
聴き手の貴重な時間を奪うべからず