なんとなく生きてきた。
病気になって、死の床に着いた。
全てが終わる。
今まで、重要だと思っていたことが
なんでもなくなってしまった。
その時、考えた。
「振り回されるだけだった俺の人生は、
一体なんだったのだろう・・・」
こんなことを想像してみたことはありますか?
すみません。
いきなり辛気臭い話をしてしまって。
でも、これって誰にでも起こり得ることだと
思うんです。
実際、死を目前にした人たちが後悔することって、
「人の期待に合わせるのではなく、
自分に正直に生きたかった」
というのが多いということです。
「自分にとって大切なことに集中して、
人生を豊かに生きる」
というのがこのブログのテーマでもあるのですが・・・
人生において大切なことは二割だけ。
後のことは、些末などうでもいいことばっかりなんです。
「パレートの法則」って聞いたことはありますか?
ものすごく大雑把に言うと、
重要な二割が、八割の成果を生み出す
ということ。
人生において当てはめると、
人生を豊かにしてくれるものは、
たったの二割だけ。
あなたは、その二割に集中できていますか?
もしかしたら、大切なことを後回しにして、
日々の暮らしに追われているかもしれません。
ノルマ、苦手な顧客や上司、無駄な飲食・・・
もちろん、人にとって大切なものはそれぞれです。
必要なのは、自分自身の心の声を聞いて、
「大切なものはこれだ!」と判断して、
それを実行することができるかということです。
生きる上においては、
「トレードオフ」という考えを
無視することはできません。
つまり、何かを手に入れる、あるいは行うためには
何かを捨てる、諦める、やめなければならない。
全てを掴むことは不可能です。
ミニマリズムという考え方は、
そういう思想でもあるんですね。
大切な何かに集中するために、
それ以外の不要なものを削りに削る。
そうすることで、本質的なものに
集中することができるんです。
人間関係でも仕事でも趣味でもなんでもそうです。
物を捨てていくことは、
そういう大切な判断力を磨くことでもあります。
しかし、具体的にどうすれば、
人生で大切なことを選び取ることができるんでしょう?
次回、お伝えしようと思いますので、
楽しみにしていてくださいね。
それではまた。