子供の時から
   夏は、他の季節よりも
   読書をすることがすき。

   これは
   夏休みには
   読書感想文って宿題が
   あったせいだと思うんだけどね。
 
   あの頃は
   感想文を書かなければいけない・・から
   無理やり好きではないジャンルのものを
   読んでた。
   あれは、苦痛だったな。

   それ読んでる間、
   終わったらアレ読もう、コレ読もうって
   好きな本
  ( 家の本棚に並んでいた、家族でも一度も開いたことがないであろう
    日本の古典文学全集 )に、すっかり気をとられてた。

 

   小学4年だったと思うけど
   学校の図書館で
   古びた一冊の本に出会った。
   貸し出しカードは
   古いけど、
   誰も借りていない形跡。

   学校から帰ってきて
   本を開く。
   時間が経つのも忘れ
   その内容にショックを受け
   号泣した。
   
   その時に夢中で書いた感想文は
   この話を
   みんなに知ってもらいたいって言う一心だった。
   だからイヤイヤ書いたモノでは なかった気がする。


   その時に
   植えつけられた戒めのようなものは
   人間として大事なことで
   今でも 心に刻まれてるからね。
   
     
   

 

   ってか・・なんか堅苦しくなったぁ
   なんの話だ??


   あ、そうそう。

   今は、好きなジャンルの本を
   好きなだけ読んでる。

  「○リポタ」とか、壮大すぎて
   絶対受け付けれない。

  ・・・・「想像力の欠如」だと言うワタシに
      「理解力の欠如」だと言う某ピグ友・・。
      ま。どっちでも
      いいんだけどね。
      ワタシにとって難しいのには違いない・・ぐははは・・

   


   でね、暑くて寝苦しい夜に
   この本を紹介したい。
  
   想像力も越えて
   目の前に映像が浮かんでくるような感じ。

   「神隠し」とか、そういう不思議
    けっこう好きなのです。

   夜中に、読んでて
   ふと・・後ろを振り返ってしまいそうになる・・
   ひや~~っと、背筋が凍りそうになる・・
   でも、完結するまで
   登場人物を見届けたく・・徹夜してしまう・・
   暑いけど・・
   ふとんをスッポリかぶって寝なければ、
   何か見えてしまいそう・・
                な、一冊です。
                     
       
 

 魔性の子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)/小野 不由美

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