丹那盆地の
減水原因について
箱根山の降水量や
箱根芦ノ湖湛水量
など
様々な調査が
行われたが
いずれも原因とは
関連がなく、
やはり
丹那トンネル工事が
原因だと
はっきりした。
その間にも
減水地域は広がり
丹那盆地北方の
山間地
軽井沢、
田代地区の
井戸も枯れ始め、
柿沢川の
水量も激減した
原生林を水源とする
柿沢川
現在も
水流は戻らない
柿沢川の水で
水田耕作を行っている
田方平野の
柏谷、
仁田、
畑毛、
長崎
地区も
水不足になった
対策として
軽井沢の下流に
(柿沢川)貯水池を
作ったが
貯水池の
水位は
上昇しなかった
柿沢川の
水量減少に加え
池の底から
水が抜けてしまった
柿沢川の下流に
作られた貯水池
現在
この池は
埋め立てられて
現存していないとのこと
丹那トンネル工事での
渇水で作られたと
表示されている
昭和5年
被害は
拡大する一方だった
被害調査で
鉄道省の役人が
到着すると
半鐘が鳴り
300人ほどの
村民が集まり
口々にののしった
その後も
ムシロ旗を押し立て
村民600人ほどが
熱海事務所に
押しかけた
そのころ
、熱海、
三島両坑道では
出水場所にセメントを
詰め込み、
必死に出水を止める
工事が行われていた
そして
・・・・・2月
伊東町(市)で、
群発地震が始まった