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b の大小
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水上君は
火山地震を大きく
分類して
A型とB型と噴火型
との三つにしている
・
A型
・・火山の
基底におこる・・・・
震源の深さは
1~10キロメートル
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B型
・・活動している
噴火口そのものの
ごく近くにおこるもの
震源は非常に浅い
・
噴火型
・・一つ一つの爆発に
対応して生ずる地震・
・
水上君は
この3つの型について
同じように
・・Mと数との関係を
調べて
b の値をきめ、
次のような結果を得た
・・震源が浅いほど
b の値は大きい
・
火山では
浅いところほど
不均一できずだらけ
・
こう考えれば
・・普通の地震の
場合とも
話がうまくあう
・
また火山構造の
成り立ちからみても
もっともらしく
考えられる・・
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このように
考えてくると
・
ある地域において
大小の地震の
数の割合が
どうなっている・・
ということは、
・・地域自身の特性
・
いわばエネルギーを
蓄えるいれものの
性質による・・・・
・
・・地球全体を
大きな目で見れば
・
地質学的の歴史が
古くなるにつて
b の値がだんだん
小さくなる
・
ある地域が
地質学的に
年をとってきて
固くかたまって来ると
b の値・・
だんだん小さくなる・
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しかしこれは
数百万年とか数千万年
とかいう
スケールの時間の
問題である
・
もっと短い時間に
b が変わることも
あるらしいという
問題である
・
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※b は前震か本震か
どうかの判断に
重要な値です
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2016年1月20日
箱根芦ノ湖と駒ヶ岳
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駒ヶ岳の下に大涌谷の
マグマがあるという
・
駒ヶ岳のあちら側に
硫黄地獄がある
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