23,新・地震の話 地震の限界 | obserのブログ

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静岡県東部より地震予知観測・観察状況を中心に書き込みます。

23,

地震の限界

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日本には昔から

大地震が何回も

おこっている

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しかし

どんなに大きい地震

といっても

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北海道から九州まで

いっせいに家が

倒れてしまうような

ものはなかった

.

  

大きくても

せいぜいい

くつかの県にわたる

という程度である

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・・・・・考えると

何でもないような

ことではあるが

なかなか深い意味を

もっている

.

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地殻がもっと強いもの

であって、

もっと広い地域が

もっとひどくひずんで

.

  

それが一挙に

ドカンと出てきたら

大変な事になる

.

  

地殻が

そんなに強くなく

・・一つづきの

ひずみのひろがりに

限度があるという事は

幸いであった。

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大きな地震には

名前が付けられる

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たとえば、

1891年 濃尾地震  

1923年 関東地震

1933年 三陸地震  

1944年 東南海地震 

1946年 南海地震・・・

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濃尾といえば、

美濃の国と尾張の国を

あわせたひろさ

.

関東地震といえば

関東地方の広さの事件

・・・・、

名前からすぐわかる

.

  

しかし

北海道地震とか

中部地震とか・・・・

広大な地域の

名前のついている

地震はない・・・

.  

つまり

そんなに広い地域の

地震はない・・・

.  

  

ともかく

地殻はそんなに

強いものではない

.

また 

たえられる

ひずみの限界は

10万分のいくつか

である

これからいちいち

10万分のいくつと

書くのはめんどう

なので・・・

10万分の10

としておこう

.

すなわち

1万分の1として

おこう

.  

・・・ひとつづきの

ひずみの広がりも・・

話を簡単にするため

150キロメートル

としておこう

.

そして  

この広がりギリギリ

いっぱいにひずんで

そのエネルギーが

いっせいに発散された

としたら

.

どんな程度の

エネルギーの地震に

なるか考えてみよう

.

そしてそれが  

実際におこった

最大の地震の

エネルギーと近いもの

になれば

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上に述べてきたような

考えが、

間違っていなかった

ことになる

.  

そうなれば

話がうまいのである

.

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濃尾地震により出現した

断層

岐阜地方気象台

ネットよりお借りしました

「断層はゆっくりと出現した」

と一人の農夫が証言している

ゆっくりではM8.0の

破壊的地震など

発生できないでしょう

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6月 

箱根硫黄地獄付近より