地震活動の関連性
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この問題を
解決するのにも
いろいろの材料がある
・・・
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ここでは
二つのことだけ述べる
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第一は
地震活動の地域的の
関連性・・・
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第二は
地殻の均衡、
アイソスタシーの状態
・・・
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地震活動の地域的
関連性ということは
・・・
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ある地域における
地震活動を見ると・・
時によって
消長している
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地震の数が、
年によって、
多くなったり
少なくなったり
している
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そこで問題は、
その隣の地域における
消長も、
それに
似ているだろうか
ということである
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つまり
ある地域における
消長と
隣の地域における
消長とは
全く独立したもの・・
それとも・・・
関連しあった
ものであるか・・・
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さらに一つおいた隣
二つおいた隣
というように
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くらべあう
二つの地域の間の
距離をだんだんに
のばしていったならば
この関連性は
どうなっていくだろう
・・・
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一つの地域
隣の地域などと
漠然としたことばを
使ったが
・・もう少し話を
きちんときめて
かからなければ
ならない
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・・一つの試みとして
日本の島の走向に
直角に切りめを入れて
日本をさしみに切った
と想像してみる。
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そして一つ一つの
さしみの厚さを
40キロメートル
としてみる。
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40キロメートル・・
地震の数などと
にらみ合わせて
ちょうどよい厚さ
だと思う。
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・・・・あまり薄いと
地震の数が少なく
なってしまう。
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またあまり厚いと
地域という特色が
失われてしまうから
である
・・・厚さを
40キロメートル
とすると、
北海道から九州までの
2000キロメートル
の間に50に近い
さしみができる・・
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そしてそれに
順番に番号を
付けることができる
. 31
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図16は番号でいって
四・五・六・七・八・
九という次々の
6個のさしみ
について
1年ごとのそれぞれ・
・・・顕著地震・
稍顕著地震が
いくつおこったか
数を
くらべたものである
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※(顕著地震・
稍顕著地震は
現在使用されていない)
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プランターの マリーゴールド