21、北伊豆地震・丹那トンネル | obserのブログ

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静岡県東部より地震予知観測・観察状況を中心に書き込みます。

当時の東海道線も

東西をつなぐ

大動脈でした

  

物資の運搬や

政治・文化・経済の

発展に多大に寄与し

 

次第に駅や列車は

整備され更に路線の

能力向上が必要になった  

  

最大の問題個所は

箱根線の急こう配と

降雨時の災害だった

   

  

大正2年

 熱海⇔三島 間に

7,804mの

長いトンネルを

掘削することが決まり

 

丹那盆地を中心に

測量が始まった

  

が、しかし、

熱海には政財界人の

別荘があり

「利益を生むため

だろう」

などの中傷があり

 

政府内でも

予算についての

反対があり

工事中止となった

 

 

  

その後

 内閣が変わり

再び工事再開となった

 

 

 

地質学者の調査では

トンネル掘削予定地では

 

安山岩や

集塊岩などの

火山岩だとのこと

  

3名の理学博士も

調査に入り

   

丹那盆地は大きな

 噴火口跡 で

          

地質は硬い安山岩

とのことで  

地熱の高いところもあり

 

灼熱に苦しめられる

だろうと推定した

  

 

事前調査が終了し

掘削工事に

入る事になったが

ここで問題が発生した

  

 

 

 

  

丹那トンネル三島口近くの 函南駅

工事計画では この駅はなかったが

函南(丹那)区民の大きな協力が有ったとのことで

函南駅がつくられた