北伊豆の
群発地震発生により
地震研究所などの
観測班が
現地に向かっていた
その矢先に
本震(M7.3)が
発生した
地震後、
多くの機関による
断層(亀裂)
の野外調査が
行われた
中央気象台では
國富信一技師
東京大学では
今村明恒博士
京都大学では
本間不二男教授
東北大学では
渡辺万次郎博士
地震研究所では
石本巳四雄博士
他には
地質調査所
海洋気象台
などの
70名近い人数が入った
それぞれの観察地点の
調査報告書は
合計300ケ所を
超えていたため
内容も重複する記載も
少なくなかった
これほど多人数が
調査に入った地震は
他には無いと
多すぎる報告書に
苦情を言う人もでた
箱根山の大亀裂
函南町丹那出身の
現・80歳の
先輩の話によると
「子供のころ
丹那盆地周辺の
沢という沢は
がけ崩れで
赤土がむき出しに
なっていた」
とのこと
つまり
盆地(火口跡)は
地震が起こるたびに
崩れた土砂で
埋め尽くされて
盆地ができたのでしょう
地震を起こす
断層などできるわけがない
火災発生の伊東町(市)
航空写真
箱根町
左側電柱の所を曲がると
箱根駅伝の折り返し地点
この地震で
芦ノ湖湖畔で
作業中の方が
お亡くなりになっています
さて、
北伊豆地震というと
必ずと言っていいほど
丹那トンネルの話が
出る
次回から、
丹那トンネル工事や
旧東海道本線などの
話をします