気象庁では
当時の気象庁は
光 という宏観異常現象を記録していたのです
多少省略して現代語に直して記載します
地震の光に就いて
技師 國富 信一
今回の地震の発震に際して
異様な光を見たとの報告が有った
このような光は
関東大震災の時も 北丹後の地震の時にも
1、2の報告が有ったが
今回ほど この種の報告が多かったことは
珍しい
とにかく これは興味ある現象として
研究の価値があるから
ここに全ての報告を掲載する
銚子測候所報告
午前4時4分異様の光
西北西に見え
同4時5分 北西に見えた
布良測候所報告
発震時 電灯線等の「ショート」による発光を
所々見た
発震後約30分に西方地平線近くの
一部が4、5秒間隔で電光が観測された
空一面灰色の層状の雲が空を覆っていて
いくつもの陰影が有った
これに火花は一度も見えなかった
松田(田中 武治氏)
揺れ始め 1,2回の電光を見た
主要動に入り 数回にわたり
電光が見えた
帝国書院地図より
※光などの宏観異常現象は地震予知学の重要な現象です
科学的根拠もなしに 宏観異常現象を否定したり無視する風潮は
弾性反発説論者を中心に延々と続くでしょう
科学への冒涜(ぼうとく)は続く