南ア・大井川とリニア(概念図) | obserのブログ

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静岡県東部より地震予知観測・観察状況を中心に書き込みます。

2020年12月8日静岡新聞より

 

 

概念図です

 

概念図は大井川に沿った縦断面図と鳥観図(井川ダムの上流、下流)の3種類

概念図は福岡捷二座長が10月27日の前回会議で、JRに作成を指示していた

 

田代ダムや長島ダムの前後に川に最低限流さなければならない流量

下流域の表流水を利用している水道用水や農業用水、工業用水・・・水利権の水量も盛り込んだ

 

しかし、同会議で結論が出ていないトンネル湧水の県外流出やトンネル付近での表流水の

減水量は記載していない

 

 

 

 

 

 

 

 

[コピー] 22、北伊豆地震・掘削電力

 

 

トンネル掘削には

多量の電力が必要とされるようです

   

いよいよ丹那トンネルの掘削工事となり

計画中止となったときの料金で電力会社に発注した

  

ところが

「日本の景気が良くなり 料金も上昇した」と

以前の倍の料金を提示し 一歩も引かない

    

掘削用水力発電所を鉄道院が設置しようとしたが

伊豆のほとんどの川の権利を

その会社が取得していた

  

中伊豆 民俗資料館展示品よりお借りしました 

    

中伊豆 歴史民俗資料館

  

やむを得ず 大正7年3月22日

熱海口から

ツルハシ カンテラでの昔ながらの手掘りが始まった

  

熱海口は 柔らかい粘土質 で崩れやすい土だった

掘削された土砂は 和田浜の埋め立てとなった

  

その後 三島口も ツルハシ カンテラ での

掘削が始まった

こちらは硬い 安山岩 だった

  

ツルハシ カンテラ の工事は世間には ㊙ だった

  

手掘りなので工事進行はかなり遅れた

  

思案・検討の結果

古い機関車を仮設し その蒸気圧力での

削岩機が使用可能となり 格段の進行となった

     

その後 三島口に近い 大竹地区に

2500KWの火力発電所が建設され

削岩機も電動に

坑内にも電燈が灯り 

坑内換気も行われるようになった

 

 

「闇を裂く道」吉村 昭 著 参照   

(静岡新聞で連載されていました)