アイソスタシー 聞き慣れない言葉ですね
坪井忠二著 「 新地震の話 」 で紹介した記事の中の一節にあります
このような図です
柔らかいマントルに大陸や山が浮かんでいる
というものです
更に
氷山の場合、海面の上より下のかくれている部分のほうが大きい
地殻がマントルに深く入り込んでいれば
氷山が海水に入り込んでいる場合と同じで 浮力が働く
「山はどうしてできるのか」 藤岡換太郎 著 より
山ができるのは、いくつかの原因があるとの話ですが
その一つ
アイソスタシー、「地殻平衡」ともいわれ、質量に関係した言葉
今から6000年ほど前、地球が暖かくなり(日本では縄文時代)
氷河が解けて海面が上がりました
広大で厚い氷河がなくなったこのときに
氷河でおおわれていた地域は一斉に隆起をはじめました
もし、山が削られれば、
削られた分だけ補うように地下から上昇して高くなる
質量がつりあうように再編されるから・・・
スカンジナビア半島では氷河のあとの隆起が今も続いています