②
電球にたとえ・・・・
電球には
一つで100ワットのもの1ワットのもの
いろいろの種類がある。
しかし、地震はそういうものではない。
M の大きな地震・・・・100ワットのものを一つつけたというのではなく、
1ワットのものを100個ならべたものである。
電球ひとつひとつから出るエネルギーは、
一種類にきまっているというのである。
私の・・考えにまっこうから対立するのは
・・・地震にも
100ワットの電球も、10ワットの電球も1ワットの電球もあるというのである。
アメリカの地震学者に多い。
つまり、
同じ体積・・・、ひどくひずんでから・・エネルギーを放出すれば
Mの大きい地震になり
・・・あまりひずまないうちにエネルギーを放出すれば、
Mの小さな地震になる
のではないかというのである。
私に言わせれば
地面の物質・・・・強さの限界がある
むやみに大きなエネルギーを蓄えることができない・・・・
せまいところから M の大きな地震のエネルギーが出てくるはずはない。
・・ひずみが小さいうちは、
地面の物質はこわれないのだから
地震になるはずもないと思うのである。
このことは・・・・明瞭だと思われるのだが、
相手もさるものでなかなか承知しない。
・・・・もの別れになっている・・・・現状である。
※ M とはマグニチュードのことです