8、北伊豆地震・椋平 廣吉 翁 | obserのブログ

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静岡県東部より地震予知観測・観察状況を中心に書き込みます。

椋平廣吉翁について、

詳しいことは、

他のサイトに書き込まれていますので

簡単に書き込みます。

   

   

椋平廣吉 と言えば 民間地震予知研究家で

知らない人はいない有名な方です。

   

昭和5年11月25日午後1時頃

京都大学理学部長あてに

  

「アスアサヨジイズジシンアル ムクヒラ」 と電報を打った。

      

理学部長は気にもとめずにいたところ

翌26日午前4時頃北伊豆地震が発生した。

  

※ 5、北伊豆地震・宏観異常現象 

  に記載しましたが

  光に関する多数の異常現象が報告されている

 

  椋平アークは、その中の一つでしょう

  

学部長は

「ヨチテキチュウヲカンタンス マスマスフンレイヲイノル」    

と返電している。

             

大正8年17歳で初めて虹を発見した後  

観測地は自宅近くの京都府宮津市の桟橋で

毎日コンパスと(方位磁石)  

小学生が使う分度器、ストップウォッチで

観測を続けていたそうだ。

        

発現時間は 日の出、日の入り、日照中の月の入り 

  

10秒から3分間ほどの短時間出現し

 肉眼で見ると1m以下

  

色は 普通の虹と同様に七色で 

色の淡いものほど大地震の前兆。

               

形態も分類され その観測結果で 

震源地・日時を割出し

  

測候所などに速報していたそうだ。  

11年間で412回の地震をすべて的中したと言う。        

残念なことに、その技法詳細は不明となっている。

     

  

寺田寅彦教授とその高弟 藤原咲平博士が注目し

  

実験を行い藤原博士は、

英文で椋平虹を詳しく紹介している。

  

 

  

   

参照文献  月刊宝石 写真もお借りしました

         

        寺田寅彦と地震予知  小林 唯司 著