【授業内容】

・講師の方の経歴について

・地方のテレビ局の仕事や1日のスケジュール(報道・スポーツ)

・就活に向けて2年生でやるべきこと

・ワークショップ

  面接を想定して、質問する側とされる側をグループワークで体験する

 

【授業感想】

 今回の講義で、地方のテレビ局の仕事内容やスケジュールを具体的に知ることができた。

 特に取材によって内容が完成する事件やスポーツは、予め準備を綿密にしないと限られた持ち時間の中でほしい情報が引き出せずに終わってしまうこともあるから、準備とどのような結果になるかの想像力が重要だと考えさせられた。想像力というのは経験はもちろん、視聴者の立場で考えることで鍛えられるものだとお話しされており、「業界の仕事」に就いても「普通」の感覚を忘れないようにしてほしいという言葉が印象に残っている。

 また、講師の方がテレビ局の仕事は楽しいとお話ししてくださった熱量に圧倒された。報道はいつ連絡が来るかもわからない状態で日常のルーティーンを作るのが難しいと話されていた半面、それでもこの仕事は中々経験できないことがたくさんできる刺激のある職業だと笑顔でお話しされていた。

 さらに、授業内で登場した「人前で鼻水をかめる人になりなさい」という言葉が強く印象に残っている。この言葉の意味は、人の目を気にしすぎて積極的に動ける人や自我が出せる人が少ないから、もっと自分を出してほしいというメッセージが込められていた。授業の始めの方にこの言葉について話されていたが、質疑応答では10人以上の受講生が挙手をして、質問をしている姿からすぐに吸収できる志の高い同志が多くいることを実感することができた。