◆1授業内容
〇今日の講座の目標
1.マスコミ業界を目指すうえで必要な心構え
2.マーケティングに対する興味・関心
3.就職活動に向けたモチベーション向上
☆より専門的に・より本質的に
〇講師先生について
☆「自分にとっての幸せ・理想の働き方とは何か」をよく考える
〇広告業界について(2年時講座の簡単なおさらい)
l インターネット広告費がテレビ広告費を超え続ける
l 総合代理店の他、ネット広告代理店が上位を占める
l 総合代理店もサイバーに負けることある➡しかし、総合代理店とデジタル強み企業がやっていることは違う
l クライアントのビジネスを変えていきたい・テレビ広告を作りたいはサイバー(デジタルが強みの会社)ではできない
l 代理店において、デジタルは一種の武器でしかないけどサイバーはデジタルのみ
☆こういうことをするために、どういう力を磨いたほうがいいかな?
こういうことするために選考でどういう風に自分をアピールしたほうがいいかな?を考える
〇その他
l 情報は、wordまたは手書きで整理している
l 本質的なところに時間を割くために情報整理ではAIツールを活用
◆2授業感想
良かった点は2つあります。1つ目は、選考フローを教えていただけたことです。選考の流れを知ることができただけでなく、どのようなポイントが評価されるのかを理解することができました。
私はこれまで「広告業界=クリエイティブさが重視される」という認識を持っており、自己表現の方法(How to say)ばかりに注目していました。しかし実際には、「何を伝えるか(What to say)」を深く分析し、それをロジカルに伝える力が求められていることを学びました。これは広告提案を行う場面にも通じるものがあり、例えば「味がおいしい」ということをただ伝えるのではなく、その「おいしさ」を突き詰めて本質を見極めたうえで、適切な伝え方を考えるというプロセスが重要であると感じました。
また、実際の代理店の仕事においても、クライアントが「伝えたい」と考えるポイントが多数ある中で、どの要素を強調し、どうアピールするかを分析・選定する必要があるという代理店業務の本質を学ぶことができました。クライアントが最も伝えたいことと、広告代理店が「伝えるべきだ」と考える内容が必ずしも一致しない場合も多くあるという話がとても興味深かったです。自主マスでは、他の人が経験していないような「すごいこと」をしている人も多く、自信をなくすこともありました。自分の経験が特別でなかったとしても、「何を伝えるか」を丁寧に掘り下げ、本質を見つけ出すことで、十分に価値あるアウトプットができるということを改めて実感できました。「What to sayを完成させる➡How to sayに落とし込む」という作業を繰り返します。
2つ目は、実例を紹介していただいたことです。本物のプレゼン資料・絵コンテなどを見せていただき、非常にわくわくしました。競合他社との戦いに勝つまでの流れを知ることで、広告代理店の仕事が何か、具体的に掴むことができました。また、総合代理店には膨大なシンクタンクがあるからこそ、従来の手法とは異なる以外性のある提案を、ファクトベースで進めることができるとわかりました。