講座内容

・論文と作文の違い

・60分で800字の作文作成(お題:私の赤っ恥体験)

 

授業感想

・実際に60分で800字を書いてみることで構成を作る時間と実際に書く時間の配分の仕方を勉強できた。

・読み手を意識してお題をどのように受け取るのかということが重要であると学ぶことができた。というのも、就活作文で私が普段意識していることは過去の経験を経て現在の自分がどのように変化したかという一本の軸を見せるということであるが、今回は恥というお題に対して読者をクスッと笑わせながら私という人間を表現しなければならなかったか。つまり面白いエピソードの後に真面目に締めくくってしまうと、そのアンバランスさに読み手が冷めてしまう可能性があるということであった。

・実際にコースの仲間の作文を聞いてみるとダジャレを用いた人、オチをつけた人、独特の世界観を表現できている人など各々に強みがあることがわかった。このように仲間内で切磋琢磨し合える、そして自分の強みを講師の方や仲間に指摘してもらえる環境こそ自主マスの利点なのだと改めて実感した1日だった。

・10年以上にわたって出版コースの25%が出版業界に内定しているという話。大手出版社の倍率は何千人も受けて二十数名が合格するという非常に厳しいものであるが、実際その数が大きすぎて私には実感が湧いていなかった。毎週顔を合わせているメンバーの四人に一人に入れば良いと具体的にイメージできたことで、他の三人がやっていないことを探そうという気持ちになった。

・作文を書くという初めての体験ができたことで、読み手にイメージさせる文章の書き方(数字や固有名詞を用いる、慣用的な表現を用いるなど)を学ぶことができ、非常に力がついた。