【授業内容】
・共同制作「土曜日のイチアキ」の動画発表
1チーム6~8人
「マスコミ」や「大学生」をキーワードに「説」を考え、立証できるか
【授業感想】
まずは制作期間が1週間しかなかったので1日1日発表日が近づくにつれて、焦りや危機感がでてきて落ち着かない1週間でした。取材ではほとんどのチームが普段通ってるキャンパスが違うことや、大学の課題やバイトなど個人の用事があってみんな揃って取材ができる日がなかなか合わないこともあって時間の調整がとても難しかったです。
私は主に取材を担当したのですが、インタビューされる人に面白い話や意外な話をしてほしいので、そのような話を出してもらうにはどのような質問をすればよいのか考えることが大変でした。ただ目的に必要な質問だけ考えてインタビューするのではなく、動画になった時に見ている人が注目するような話をどう自分の考えた質問で導くのかがいかに大事かを今回の制作ですごく感じました。インタビューとなると今回インタビューを受けてくださった人の多くが真面目に話してくれる人ばかりで、インタビューの雰囲気がとても固い、少し緊張した雰囲気になってしまうことがありました。
しかし、こちらのインタビューの進め方や話し方を少し工夫するだけで、すごく話しやすい雰囲気に変わり、面白い話や自然な話し方でインタビューを受けてくださる人もいました。このことから、質問内容だけでなくインタビューの空間の雰囲気作りもインタビューを行うときにはすごく大切だと身をもって知りました。
特に一番大変だったのが動画の編集作業です。「どういう展開にして話を進めるか」、「どうしたらみんながおもしろいと思う動画が作れるか」を考えながら制作を行う必要がありました。また、みんなの予定を合わせた関係で取材が遅くなり、編集作業を徹夜で行うチームもありました。動画では表に出るのはいつもインタビューをした人ですが、その裏で編集作業をやってくれた人たちには本当に感謝しかないです。また、あるチームでは編集経験のある人がおらず、今回の制作で自分でユーチューブをみて一から始めた人もいました。いくら良いインタビューができたとしても、それを編集する人がいなければ動画は作れないし、どの場面を使うかもしっかり考えないと、話の展開に矛盾が生じたり、良い素材を使い損ねてしまうと感じました。
今回はチームで動画を作りましたが、もしこれが個人で就活が1週間後に迫ってると考えた時、どのように過ごすのかが大事だと講師の方が仰っていました。1週間という短い期間の中でも就活当日までどこまで食らいついてできるか、まだ先の話ですがすごく身近に感じ、またすごく実りのある1週間であり、とても良い経験ができた授業でした。