人 日付:622



人 講師の氏名:なし



人 授業内容:国立劇場にて「歌舞伎鑑賞教室 新歌舞伎十八番の内 紅葉狩」を鑑賞。

上演前に若手歌舞伎俳優による、歌舞伎の概要についての解説「歌舞伎のみかた」がありました。舞台装置、歴史、殺陣、長唄等について、歌舞伎初心者にも分かりやすく、身近なものに例えた解説や、実際に女形の動きを客席と共にやったりと、自然と歌舞伎に興味がわき、早く演目を見たくなるものでした。

本日の演目「紅葉狩」の見どころは、女形の優美な舞踊と、ラストシーンの鬼女と武将の殺陣だったと思います。舞踊では女性よりも女性らしい滑らかで美しい動き、扇を使った様々な動きに魅了されました。殺陣では二人が激しく動き回り、それに伴い照明、三味線の音も迫力を増し、圧巻の場面でした。

高校一年生の俳優もおり、より歌舞伎を身近に感じられ、その堂々とした演技は同年代とは思えないものでした。また、歌舞伎というと堅いイメージもありましたが、随所に笑いを誘うコミカルな演技、舞踊があり、あっという間の1時間でした。



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人 授業で良かった点: 日本の伝統芸能である『歌舞伎』を見に行ける機会はあまりないので、貴重な体験になったと思います。歌舞伎の概要を知ることが出来たとともに、「見せ方」について学ぶことが出来ました。衣装、化粧、声、仕草、動き、音などが合わさり、一つの表現が出来上がり、その場面を効果的に観客に伝えていました。これら一つ一つの工夫は、我々の今後の発表、プレゼンにも応用していけると思います。

普段は教室内の授業ですが、今日のような学外で鑑賞することで、座学では得られない教養を身につけ、各々の幅を広げることにつながったと思うので、意義のある授業だったと思います。

移動、観劇中のマナーも問題なく、スムーズだったので良かったです。




人 今後の講座への要望:観劇後は皆、「歌舞伎って面白い」「新しい発見があった」など言っていて、得るものが多くあったようなので、定期的に伝統芸能、演劇鑑賞や、美術展鑑賞など行っていきたいです。