本学卒業生である吉田修一さんの青春小説『横道世之介』が2月23日(土)に映画公開されるのを前に、2月20日(水)、市ケ谷キャンパス薩埵(さった)ホールで在学生・卒業生を対象とした「映画『横道世之介』試写会&トークイベント」を開催しました。


事前に受け付けた約600席の申し込みは予約公開後すぐに満席となる好評ぶりで、イベント当日も出演者から冗談が飛び出るなど終始なごやかな雰囲気で盛り上がりました。





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同作品は1980年代の大学生活を描いた物語。昨年3月には市ケ谷キャンパスでも撮影が行われました。試写会後のトークイベントは本学卒業生であるフリーアナウンサーの小島奈津子 さん(自主マスOB)司会の元、沖田修一監督と、俳優の高良健吾さん、池松壮亮さん、綾野剛さんが参加し、撮影時のエピソードや法政大学の印象のほか、恋愛観なども披露しました。



沖田監督が「(掲示板に)ポスターを貼るなど80年代に作り変えた」という本学での舞台づくりに、高良さんは「(撮影当時は役に入り込んでいましたが)セッティングにまったく違和感がありませんでした。楽しく(撮影を)できました」と振り返り、池松さんは今回の試写会に関し「この会場に入ってきた瞬間、皆さんがいい顔をしている感じがして嬉しかった」とコメント。綾野さんは「箱根駅伝が好きで、中でも法政の選手はかっこいい」と話して会場を沸かせ、沖田監督は映画監督を目指す本学在学生に対して「不安は今でもありますが、それ以上に映画を作りたい気持ちが(学生時代も今も)強い」と自身の経験を話すことでエールを送りました。


法政大学H.Pより転記


映画『横道世之介 』は2月23日(土)全国ロードショーです。