10月15日



今回の講座には、自主マスコミ講座19期出版コースで大手出版社へ就職を決めたK.MさとT.Kさんがきてくださいました。


授業では、ESを書く体験や筆記試験、また「最大の失敗」というテーマの作文を25分で400文字書くということを行った。それらを行ううえでの意識するべきポイントを長い時間をかけて説明してくださいました。



また、出版社というものの仕事について、就職試験についてもお話をしていただき出版社を希望している人だけでなく他の進路を希望している人にとっても有益な授業でした。そして「今後就職までになるべく多くの経験をし、どんな話題にでも対応できるようになれ」と自分たちがこれからなにをすべきかを体験談をおりまぜて教えていただきました。


ESと作文はグループに分かれて良かったものを選出した。作文のほうは、大体のひとが受験という内容で固まってしまっていた中、小学生のころの失敗を書いた浅井君が優勝し、ESでは畠さんがファッションという一貫したテーマで書いていたことから最優秀賞に選ばれた。各グループで選出される人にはそれぞれ違った工夫があり、聞いていて驚くことが多くとてもよい刺激になった。


グループでお互いのESや作文をみていると選ばれなかったひとは、中身に一貫性がなかったり誰でも選びやすいようなテーマを選んでしまう傾向があったので人とは違く、突出した内容を書けるようにするべきだと思った。それだけでなく、書いている内容で自分を選んでもらわなければならない。だから自分の書いたもののなかで何がウリなのかをはっきり分かるようにしたほうがいいと思う。その点で畠さんのESは、一貫性がありファッションに興味があったので夏休みにTGCにインターンに行ったことなどウリになる話がちゃんと組み込まれていたのでよかった。



今回の作文時間の制限があったため400字程度だったが、もう少し長い文章にかくことに挑戦してみたいと思った。長くなれば文章をまとめていくのがどんどん難しくなっていくと感じたからです。



またESをやってみて失敗や成功のエピソードをつくることが難しいと感じた。ESに書けるようなエピソードは一人では作りづらいので、この自主マスの仲間と失敗や成功の思い出ができるような授業があればいいなと思いました。たとえば、一週間だけではなく数週間にわたって行う大掛かりな制作授業などがあれば、自然に土曜日以外にも集まって話す時間を設けるようになり、その結果たくさんの思い出を共有できるようになるのではないだろうか。