これだけ連発してベースのことを書いているけど、

実はレッスンは「体験レッスン1回」しか経験がない。

 

漢は黙って独学やろがい!と、

いう御仁もおられるかもしれん。

 

しかしこれまで散々イロイロ独学してきた身からすると、独学はあまりおすすめできない。

 

なぜなら「偏って覚える」から。
 

だから時々、重要な基礎が抜けたまま覚える→正しく習ったやつに後からバカにされるw

別にバカにされるのが嫌じゃなく(嫌だけど)、むしろ『人に習ってこなかったがゆえに、その時必要だったはずの情報を取りこぼし、素通りしたのをあとで気づく』ことが辛いのだ。

かつて独学派だったので何度も経験がある。

 

なので、55歳にもなって、久々に楽器を、しかも、やったことのない楽器を触るのなら、「習うべし」である。

 

 

ということで、記念すべきレッスン1回目に行ってきた!
先生にほぼ相談なしに購入したフレットレスベースのご披露も兼ねて。

 

可愛らしいケースを小脇に抱えたおっさんが、猛暑の中汗まみれになって行ってきたのである。暑かった。

 

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ベースを見た先生の反応は、

「ああ、これね」…

心の声・この業界では有名なモデルなの?

先生「イバニーズのね」

心の声・先生、俺もそう呼んでましたが、最近海外に日和ったのか「アイバニーズ」だそうです。

先生「調整、する?」

心の声・いやもうそのつもり満々できてますねん!

 

ということで調整。これで30分〜40分ぐらいかかったな。

 

最初にひと通り試奏されたら、なんか変な手つきでベースを撫でてる…

「何してはるんでしょう」つい口に(笑)

先生「これね、弦高みてるんよ」

聞けば、1フレットと最終フレットを押さえて、その間の弦の具合を見るんだとか。ネックの反りとかもわかるそうで。

 

先生「弦、緩めずに保管した方がいいよ。張力も含めて調整されてるから」

 

ほえー、知らなんだ。いつも緩めてた。ネックに負担がかかると思って…

 

結局練習のほとんどの時間は調整に費やされてしまった。

 

でも調整後のベースは「弾きやすい!」

すげー!別のベースみたい。

ブイブイ音が気持ちいい。ちょっと押さえるだけで音がなる!

 

これはこれで勉強になった!
しかもベースの取り扱いってどこまで丁寧でどこまで雑にしていいかわかんなかったけど、先生の触り方を見ることで、ベースとの距離感も掴めた!

 

第1回練習としてはかなり満足。


そして課題曲が渡される。今回はBags Groove。マイルスデイビスが演ってたな程度しか知識なかったけど。前の課題曲よりしっとりした印象。

 


で、ハーフポジションの、しかも3弦4弦の縛りで練習なため、キーはFに変更されている。ただ、ルート弾きとはいえ、結構コード多いぞ。コードネームは読めるからルートを辿るのは楽ちんなので、これはいけそう。

 

問題は、主旋律。
TAB譜もついているけど、これが押しづらい!

どこ押してるのかすぐにわからなくなる!

フレット楽器の難しさはここかな。弾いてる景色が大きく変わらないので、脳の整理をしないといけない。
 

課題もできたね。あとは練習、練習。