11月22日(土) 横浜みなとみらいホール

指揮者 太田弦

<ショパン>ピアノ協奏曲第2番

 ソリスト:牛田智大

 ソリストアンコール:ショパン ノクターン作品62-Ⅰ

(休憩)

<チャイコフスキー>交響曲第5番

 オーケストラアンコール:チャイコフスキー 弦楽セレナードより「ワルツ」

 

紀彰先生が、この日「至芸に至る 日本芸術院賞受賞 梅若紀彰の世界」という対談を行うのであったが、紀彰先生の芸談は是非聞きたいところではあるが、横浜定期を既に買ってあるし、前回と違って、どクラシックであるので、ケチなワタシは、日フィルを優先。

 

この日のメインは、若手の有望株ということ。

指揮者の太田弦は、1994年生まれ、31歳。

ソリストのピアニスト牛田智大は、1999年生まれで、まだ20代。

ここ数年、若いピアニストが台頭してきて、ショパンコンクールでも活躍が報じられる。今回は、本予選には残らなかったらしいけど、ホントに上手という印象。ミスタッチなどしないのです。当たり前か。

 

ショパンのピアノ協奏曲2番は、若い両人の掛け合いで、素敵な音を奏でていた。な~んて、ワタクシはそれほど耳が肥えている訳ではないので、ふ~ん、上手じゃん、という程度。若いって良いねえ。

ソリストアンコールもショパンで纏めて。優雅な曲で。

 

後半のチャイコフスキー交響曲第5番は、聞き慣れた曲で、ウキウキするだけではなくて、太田弦さんの指揮が、きっぱち、はっきりしていて、良かったんじゃないかな。

隣席のお爺さんと話すことも稀なのだけど、良かったんじゃないか、なんて。

30歳そこそこなのに、堂々としていて、日フィル相手でも、大丈夫。

間違いなく有望株指揮者なので、記憶します。

 

満足の演奏会だったが、どなたか、紀彰先生の対談会に行かれたかいないかな。おられたら、コメント欄によろしく。