講談『安兵衛婿入り』 宝井琴調
落語『小間物政談』 三遊亭好楽
(休憩)
狂言『八幡前』 (大藏流 茂山家)
 シテ(婿志願の男)茂山茂 アド(有徳人)松本薫 アド(太郎冠者)茂山宗彦
 アド(教え手)茂山逸平
 
8月最後の国立能楽堂。といってもお能はない。
講談、落語、狂言という、夏の番組。

講談久しぶりだし、忠臣蔵からだから、ちょっと期待したけど、寝てしまう。

落語も、好楽初めてだし期待したけど、ダメ。好楽はいけないのでした。

狂言『八幡前』は初見。

一芸に秀でたものを 婿にするとの金持=有徳人の高札を見て、なあんにも芸がないのに、ちょこっと教えて貰えば良いと考えて志願するシテ。アド教え手に頼むが一日で出きるはずがない。
弓と和歌をカンニングすれば良いと、岩清水八幡の麓に出かける。
放生川の放生会で、鳥を射ち外し、それを讃える和歌を披露しようという作戦だが、和歌を覚えられない。この辺りは『萩大名』に近い。
アド教え手にあきれられて、逃げられ、最後の句が言えずに失敗するのも同じ。

アド教え手役が、茂山七五三から、逸平に交替する。病気療養の為とのこと。ちょっと心配。人間国宝の87歳。愉快な名優。

さて、来月はお能沢山で、生き返るはず。

まだタブレットの入力に慣れない。が、いじっていると色んな機能があり、良いかも。