6月14日(土) 横浜みなとみらいホール

<指揮者>小林研一郎

<モーツァルト>ヴァイオリン協奏曲第3番

 ソリスト 千葉清加(日フィル・アシスタント・コンサートマスター)

 ソリストアンコール

  <バッハ>無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番よりジーグ

(休憩)

<グスタフ・マーラー>交響曲第1番「巨人」

 オケアンコール 同曲の終曲部再演

 

このところ、毎週みなとみらいホールに通っている。

 

<モーツァルト>ヴァイオリン協奏曲第3番は、いかにもモーツァルトな有名曲。

解説によると、カデンツァって部分があって、ここを、本日のソリストが、山中千佳子って人に作曲依頼したので、その部分だけモーツァルト作曲ではないし、世界初演になるのだそう。

カデンツァたって知らないし、ここは勝手に弾いて良い部分ってことも知らないし、それをうれしそうに解説されたって、白ける。

そんなこと知らないと聴いちゃダメなのか。

 

ソリストの年齢不詳。非公開。10月15日生まれだけ。どうして公表しない?ま、勝手だけど。

衣装は右肩露出のロングドレス。日フィルでコンマスやるときの、普通の服装で良いのに。ま、勝手だけど。

女性は大変だねえ。

 

アンコールは聴いたときは解らなかった。バッハとも解らなかった。

 

マーラー「の巨人」。

最近マーラーが良いなって、思うのです。今までは、何となく敬遠していた。

良い曲ですよね。

しかも、指揮者はコバケンで。85歳ですよ。

左手を、左腰辺りに付けて、いつも通りの、熱指揮。時々、盛り上がる箇所では、左手を客席側に大きく回す。良いねえ。コバケン。

 

今日の指揮ぶりが、良かったかどうかは解らないけど、感動したので、きっと良い演奏だったのでしょう。

比較できるほどの能力も知識もない。

ブラボーの声が沢山響いたこともあるし、良かったんじゃないか。少なくともワタクシは、感動したし。

 

アンコールはまたダニーボーイかなと思ったが、「巨人」の最後の部分、金管が全員立ち上がって、大音量で演奏する部分だけのアンコール。

85歳のコバケンも乗っていたように感じるし、日フィルとの相性も良いのでしょう。

良き演奏会でした。

3週間後にまた日フィル横浜定期あり。