4月8日(火) 横浜にぎわい座
開口一番 前座 柳家小きち 『道具や』
さん喬 『百年目』
踊り ?
(休憩)
さん喬 『柳田格之進』
久しぶりに落語でも聴こうと。午後7時からの会は辛いので、昼の部で、何か良いのがないかと探したら、見つけたさん喬独演会。
大分前にチケット買ったので、興味も薄れていたけど、まあ出かける。
前座は、相変わらず下手だなあ。周りも寝ていたし。
前座時代の修業の話からマクラを振って、『百年目』。
真面目で厳しいと評判の番頭が、実は結構遊んでいて、自分の金で、向島の花見に出かけて、旦那とばったり会ってしまって、恐縮する噺。それを諭す旦那の度量。
古典の長い演目を、キチンと話す。上手いなあ。これこそ名人。
話し終わった後、なんとか言う踊りを踊る。演目の写真が巧く取れていなかったので、わからないけど、江戸風の洒脱な踊り。
粋だねえ。
トリは、ネタだし公開していた『柳田格之進』。
真面目な江州の浪人と、札かけ商人との碁遊び。五十両紛失した顛末。
これも古典の名演目をキチンと噺通す。
2席と、踊り。出演料は100万円でも惜しくないような。
名人だねえ。