1月25日(土) 横浜みなとみらいホール
指揮者:藤岡幸夫
<武満徹>組曲「波の盆」
<モーツァルト>フルート協奏曲第2番
ソリスト Cocomi
ソリストアンコール <フォーレ>コンクール用小品
(休憩)
<ルグラン>交響組曲「シェルブールの雨傘」
療養旅行の効果が薄れてきていて、更に、予報天気とは違って、とても寒い日。風も強くて。
でも、行くのです。
秋シーズンファイナル。
一風変わった演奏会。クラシックか。
「波の盆」は、1983年に日本テレビで放送された同名ドラマの挿入曲組曲。
そのドラマも知らなかったし、当然音楽も知らない。
大して、楽しくも無かったけど、ふ~ん、このドラマは見てみたいなあ、という印象。
倉本聰脚本、主演笠智衆。戦争中の移民の問題を取り上げた、名作ドラマらしい。
今朝になって、調べてみると、YouTubeで公開されているらしい。
後で見てみよう。
モーツァルトのフルート協奏曲第2番もあまり聞いたことは無かった。
いかにもモーツァルトの軽快なフルート協奏曲。
注目は、ソリストのCocomi。本名木村心美、2001年5月生まれで23歳。キムタクと工藤静香の長女。
黒のロングドレスと黒のハイヒール。ストレートのロングヘア。地味な出で立ちでも若いから相応しいのでしょう。
なかなかの名手で、良い音色を吹き出す。
モーツアルトでも良いけど、もっとポピュラーな曲の方が合うんじゃないかな。
ファンになりそう。
ルグランの「シェルブールの雨傘」は、あの映画の主題歌などの組曲。日本では1965年頃に公開された映画。
その頃ミュージカル映画が流行っていて、中学生だったが、彼女と見に行った記憶。内容は大して覚えていない。
あの有名な旋律は、いつまでも残る。憧れたモノだ。
こちらも映画を見直してみようか。
珍しい演奏会で、寒い日だったけど、クラシック演奏会とは言えなかったかも知れないけど、まあ良かったんじゃ無いかな。
それなりに楽しめた。
定期演奏会で取り上げられないと、決して聞くことのなかった曲でした。
定期会員の意味あり。
情報を収集して、演奏会を選んで、チケットを購入して、なんて面倒くさいからね。