12月18日(水) 梅若能楽学院会館本舞台
8月から、『野宮』キリのお稽古に入っているが、いつも、関内ホールか、横浜技能文化会館の和室で、お稽古してきただけ。
今年から、横浜能楽堂改修工事によって、その第2舞台でのお稽古が出来ないから、キチンとしたサイズの、檜板張りの舞台でのお稽古は出来ない。代替の関内ホールや技能文化会館和室は、借り料金は安いので助かるモノの、やはり本舞台でお稽古しないとという気持ちは、ある。
来年2月に、紀彰先生の会「梅栄会」の、素人社中会が開催される予定で、いよいよ、紀彰先生も、本舞台でのお稽古をしないと、位置取りや距離などで困ると考えていただき、急遽、12月のお稽古に追加して、先日、東中野の学院の本舞台でのお稽古となった。
久しぶりに、本舞台で、舞ってみる。
お着物は着ずに、普段着で、足袋とお扇子。
ふ~ん、なんと言っても足の滑りが違うなあ。捻ったり、掛けたり。すっと出来る。
舞台のサイズ。ここに地謡が座るから、この辺りね、と指示されたポイントからスタート。
何回かは、この本舞台で舞ったことがあるから、大まかには解っているモノの、やはり和室とは違って、良いねえ。
『野宮』キリの仕舞でも、どうしても、目印になってしまうところを、お稽古の場所に合わせて決めてしまうから、本番の舞台での目印を決めないと、目ん玉が動いてしまう。
やっと、道順は間違えなくなってきて、気持ちも入ってきた段階にまで到達して、この時期に、本舞台でのお稽古はグッドタイミング。
急遽入れていただいたお稽古なので、「紀彩の会」では無く、個人レッスン。だから、録画が難しい。
今月に、あと1回、和室でのお稽古で動きを最終確定させつつ、1月の2回のお稽古は、「紀彩の会」のお稽古で、いずれも、会場を中野の学院の本舞台にしていただいている。
この時は、お着物袴でお稽古しよう。袴着装も久しぶりとなる。着られるかな。