9月21日(土) 横浜みなとみらいホール

指揮者:カーチュン・ウォン(首席指揮者)

ブラームス:ピアノ協奏曲第2番

 ソリスト ゲルハルト・オピッツ

(休憩)

チャイコフスキー:交響曲第4番

 

秋シーズンの開始。今シーズンから座席を交換。一階席中央通路後ろの最前列をゲット出来た。

前に人がいないのは、楽。景色も宜しい。

何十年もクラシックオーケストラのコンサートに出かけてきたが、ずっと二階席や三階席で、上から見下ろす感じだった。

あ~、学生時代は、出来たばかりのNHKホールで、安い学生席のようなモノだったので、また違ったが・・

 

指揮者のカーチュン・ウォン、だいぶ日フィルに慣れてきたか。気持ちよく振るし、楽団員もノリが良いような感じ。

 

第1曲のブラームス:ピアノ協奏曲第2番は、ボクはあまり聴かない曲。だけど、ブラームスらしい。

ソリストも、ドイツピアノ界の正統派の名手らしい。白髪、白髭のおじさんで、何だか新鮮。

派手なドレスの女性より、良いんじゃないかなあ。

50分を超える大曲なので、ソリストアンコールなし。納得。

 

第2曲はなじみ深い。全部好きだけど、特に第3楽章が好き。ヴァイオリンのピチカート。

第4楽章のティンパニ(エリックバケラ!)やパーカッションも、息がピタリで迫力あり。

ブラボーの大合唱。

名演奏だったんじゃなかろうか。

これも大曲で、この後アンコールなんか聴きたくないなあ、と思って拍手を送っていたら、アンコールなし。良し!

 

8月がなかったから約2ヶ月開いてしまった演奏会。

良かったなあ。

 

終演後、つい1人歓喜で飲んでしまう。

最近年のせいか読書が出来なくなってきているが、クラシックコンサートは、良い。やはり一番長い趣味。