我が「妻源病」は、「夫源病」が参考になって、自ら命名した病と思っていたら、ネット検索でも出てくる病であると、前のブログで書いた。
たまたま新聞で「夫源病」について触れられた記事があって、精神科の医師による記事だけど、医学的病名では「適応障害」というのだそう。
「妻源病」も適応障害であろう。
居心地の悪い環境でストレスが生じたとき、適応できずに体調が悪くなるのが適応障害だそう。
対処法としては、自分なりのこころの救急箱を作っておくことが第一歩らしい。
が、緊急処置だけではなく、心の抵抗力を付けることだと。
ワタクシが、先週気づいて実践してきた心の抵抗力は、隔離、非接触であった。
朝食関連の朝の30分間。ワタクシが料理し、食し、後片付けまでする、その30分間は、とにかく顔も見ないようにして、喋らない。
その後は2階の自室に閉じこもり、午後から夕方には出かけて、夕食は共にしない。それまでは、ワタクシが夕食の仕度やら片付けもすべて行っていたが、無視して、出かけてしまう。外食する。
帰宅したら、即シャワーを浴びて、自室に籠もる。
こういう生活を先週過ごしてきたら、かなり穏やかな心になってきた。目眩も治まってきたし、眼瞼痙攣も少なくなってきた。
以前から毎週土曜日の夜から月曜日の夜まで独身生活なので、これはサッパリなのです。
このときに、自炊して楽しむ。
もともと料理をするのは好きで、ストレス発散にもなる。
最近はまっていて、これはと思うのは、鶏胸肉の蒸し料理だ。
鶏胸は、ぱさついて料理が難しいのだけど、簡単レシピで、しっとり胸肉と野菜もたっぷり採れる。
まず、鶏胸肉を薄く切って、マリネしておく。塩、料理酒、醤油などお好みで。洋風にしたいか和風にしたいか。ワタクシは片栗粉も加えて、揉み込み、30分以上置く。
フライパンに水を張って、塩少々、湧いてきたら、そこにとにかく野菜を切ったモノをこれでもかという位にぶち込む。
人参も、キャベツも、もやしも、葉物も。シメジなど入れても美味しいかも。
一煮立ちしてきたら、マリネした鶏胸肉を並べて野菜の上に置いて、マリネ汁も加えて、蓋をして適当な時間、中火で。
以上完成。
皿に盛るときに、野菜を下敷きにして、上に鶏胸を載せれば見栄えも良いだろうけど、面倒なので、グチャマゼにして盛ってしまう。
胸肉、しっとりで、旨い。
こういう生活をしていれば、心が乱れることも少なくなる。
観能やお稽古という“救急処置”だけでは対処できなくなっていたのだろう。
とにかく、外出して、顔も見ない時間を作る。
先日、トーハクに行って良かったから、美術館めぐりをしようか。